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私たちが体験したことは、デッチ上げであろうと何であろうといったん起訴さえすれば、あとはでたらめな「証拠」を延々と積み上げて被告を無期限に勾留してしまう、という弾圧です。それは実質において戦前・戦中の予防拘禁と変わりありません。この弾圧との対決は、改憲や有事体制作りや「天皇を中心とする神の国」とのたたかいの決定的な一前線を成しています。負けてはなりません。ぜひとも、共にたたかいましょう。

 

福嶋昌男さん

 

 

保釈却下は思想弾圧

 1944年2月1日生まれ。現在60才。 群馬県出身。
 千葉工業大学を卒業し、東大航空宇宙研で技官として働き、労働運動をたたかう。この経歴に目をつけた当局は、福嶋さんが「ロケット弾の開発者」であると決めつけ、証拠も無いまま逮捕。一貫して無実を主張するが、現在も、東京拘置所の独房に、判決もなしに12年も不当に勾留され続けている。

 

 

 

 

須賀武敏さん

真実は必ず勝利する

 1944年9月11日生まれ。現在59才。北海道出身。
  法政大学入学時から学生運動を始める。70年闘争時は法大全共闘議長。長期の不当勾留の結果車椅子生活を強いられたが02年12月27日に保釈後、懸命のリハビリに取り組み、最近では杖なしでも歩行も可能となり、控訴審での無実・無罪判決獲得に向けて、精力的に活動中。 北海道北見市出身。

 

 

 

十亀弘史さん

予防拘禁を許すな

 1944年2月21日生まれ。現在60才。 愛媛県東予市出身。
  愛媛県出身。早稲田大学卒業後、労働運動に従事。老齢の両親が愛媛県に在住しているため、保釈・無罪判決の後は、介護と仕事と公判闘争を引き受け、東京と愛媛とを往復する忙しい日々が続く。腰痛や膝痛に苦しみながらも、奮闘中。『寒梅』での近況報告「石槌のふもとから」の連載をご覧ください。

 

板垣宏さん

爆取弾圧許さない

 1943年6月7日生まれ。現在60才。 東京都出身。
  東京都出身。東京農業大学卒業後、労働運動に従事。保釈後、住居が決まらず、最終弁論の準備が遅れたが、何とかクリアー。超長期の不当勾留の結果破壊された健康や、家族との絆の回復に取り組みつつ、戦争と弾圧をともに許さない新たな活動を開始している。

 

 

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